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深夜徘徊の思い出

趣味

深夜、ふと思い立った時にあてもなく外をウロウロとすることがある。
割合田舎なので、特に深夜帯となると人とすれ違うこともそう多くはない。だからこそというか、「なんか変な人いないかな?」、「面白そうな出来事に出くわさないかな?」なんて思いながら出かけるのだ。同じような毎日の繰り返しで、何となく感じている閉塞感を打破したいとうか、非日常みたいなものを感じたいのもある。

趣味が悪いと言われたら、正直何も否定できない。
そんなことを思いながら深夜帯に外をウロウロしているこっちの方がよっぽど変な人というか、傍から見たら怪しい存在かもしれない。そんな気ままな遊び(?)も、独身なら気兼ねなくできてしまうのだ。

いくら日本とはいえ、そんなことしてたらリスクもあるのではと感じる方もいるかもしれない。
が、私はそこそこ足が足が速いので、最悪何かあっても逃げ切れるから大丈夫だという謎の自負がある。ロードでも400mなら60秒、1kmなら3分20秒くらいで押し切れるだろう。
集団で連携されたり、何か道具を使われたりしたらどうするかと?その時は、助からないかもしれない。

前置きはこのくらいにして、ある秋の深夜帯の出来事を語りたい。確か深夜11時半くらいに駅周辺をウロウロしていた時のことだが、印象的なエピソードが2つある。

①踏切の前でずっと立っている女性

踏切の前でずっと立っている女性がいた。街灯も少なく純粋に暗いのもあるが、顔は長い髪で隠れて表情もあまりハッキリとは見えなかった。
誰かを待っているような素振りも感じられず、何をするでもなくただ踏切のそばに立っていた。

「まさか、飛び込んだりしないよね…?」などと失礼ながら怖い想像をしてしまったが、かと言って話しかける勇気もない。そもそも、話しかけたとて何を話すんだという話である。直球で、「まさか飛び込んだりしないですよね?」などとでも言うつもりか?
いきなり失礼過ぎるし、万が一そうであったとしても、そのあとのフォローはどうしたらよいのかも分からない。

それとなく女性を遠くから見守って(?)いたら、踏切が鳴り遮断機が降りた。次第に電車も近づいてくる音も大きくなってきたが、女性は変わらず微動だにしない。
そしてそのまま電車は何事もなく通過していき、女性は変わらず踏切の前に立っていた。

「まぁ、大丈夫そうかな…?」と思い、その場を後にした。あの時、女性がどんな目的であの場所にしばらく立っていたのかは分からない。
もしかしたら、私と同じで特別な理由や目的などは無かったのかもしれない。

②アスファルトタイヤを切りつける何か

そろそろ帰ろうと思い片側一車線の道路沿いを歩いていたら、道の奥の方から微かに妙な音が聞こえてきた。
暗くて前の方はハッキリと見えなかったが、恐る恐る進んでいくと音は徐々に大きく聞こえてくるようになった。「機械的な何かが道路上で動いている?」そんな風に聞こえてきた段階で、それが視界に入り正体が分かった。

ラジコンである。アスファルトの上を走り回っていた。

ラジコンが見えて間もなく、主の男性の姿も目に入った。こちらに気付いたのか、ほんの少しだけ体の向きを私の方から反らした。何となく、ばつが悪そうにも見えた。

広い場所でラジコンを操作したかったのだと思うが、「そもそも公道でラジコンって操作して良いものなのか?多分ダメなんじゃないか?」なんてことを考えつつ、男性とキュイキュイ音を立てながら走り回っているラジコンを横目にその場を通り過ぎた。

後で調べてみると、道交法や自治体の条例に抵触する可能性が高いそうだ。問答無用で現行犯逮捕まではいかなくても、最悪の場合は罰金や書類送検となる可能性もあるらしい。意外な形で、道交法の一部を学ぶことができた。以下は、Gemini君の見解である。

1. なぜ公道で走らせてはいけないのか?

主に以下の法律や規則に抵触する恐れがあります。

  • 道路交通法(第76条4項) 道路での「交通の妨げとなるような方法で寝そべり、座り、しゃがみ、又は立ちどまっていること」や「交通の頻繁な道路において、球戯(ボール遊び)をし、ローラー・スケートをし、又はこれらに類する行為をすること」が禁止されています。ラジコンは一般的に**「これらに類する行為」**とみなされます。
  • 道路法 みだりに道路を損傷したり、汚染したりする行為が禁じられています。
  • 各自治体の条例 場所によっては、独自のルールで路上での玩具の使用を制限している場合があります。

2. 逮捕や処罰の境界線

実際に警察が介入するケースは、主に**「危険性」「迷惑度」**によります。

  • 交通事故を誘発した場合: ラジコンを避けようとした車が事故を起こしたり、歩行者に怪我をさせたりすれば、過失傷害罪などに問われ、人生が変わるレベルの賠償責任が発生します。
  • 注意を無視し続けた場合: 警察官に「ここで走らせないでください」と注意されたにもかかわらず、何度も繰り返すと「悪質」と判断され、身柄を拘束(逮捕)されるリスクが高まります。
  • 騒音トラブル: エンジンカーなどの場合、騒音による近所迷惑から通報され、トラブルに発展することが多いです。

3. 意外な落とし穴「電波法」

ラジコンそのものの操作場所だけでなく、電波にも注意が必要です。 海外サイトで購入した安価なラジコンなど、日本の**「技適マーク」が付いていない送信機を使用すると、公道か私有地かに関わらず電波法違反**となり、こちらはかなり厳しい罰則(1年以下の懲役または100万円以下の罰金など)の対象になります。

まとめ

公道はあくまで「人や車が安全に通るための場所」です。たとえ交通量が少なくても、ラジコンはサーキット場、許可された公園、または広大な私有地で楽しむのが鉄則です。

だそうだ。
やはりあの男性もいけないことをしている自覚はありつつ、ラジコンを操作していたのではないかと思う。

あの時以来、上記のお二人らしき人物には遭遇していないが、忘れられない夜の思い出である。
今後も気が向いた時に、ふらふらと深夜外をほっつき歩くつもりである。

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